ゴルド村(Gordes)
ル・コルビュジェ マルセイユ


モダニズム建築で知られる ル・コルビュジェの作品の一つ、マルセイユに1952年に竣工されたユニテ・ダビタシオン(集合住宅)
鉄筋コンクリートの迫力のある支柱が18階の建物の全体を支え、各部屋は南仏だけあって太陽の光が居間に入るように壁一面がガラス張りになっていました。1952年に竣工された当時は、周りからもかなりの反発があったようですが、簡素と人々のくらしの調和を計ったコルビュジェの集合住宅。60年経った建物に関しての住み心地を伺ってみると現在の住民からは満足の声が聞こえてきました。また、建物内のエレベーターや廊下、エントランス公共スペースは広々としています。

屋上にはサイクリングスペースや図書館、子供の水遊び場あります、慣れ住んでしまえば気にならない高さなのかな?どこまでも開放感があって、きっと住民たちは規則正しいマナーを身につけているんでしょうね。


日本でも唯一のル・コルビュジェの設計された国立西洋美術館(本館)が知られています。
プロヴァンスのハーブ


そんななかでも、プロヴァンスのハーブのローズマリーは小さな青紫の花を沢山咲かせていました。
ローズマリーは地中海沿岸に多く生育し、葉は芳香のある精油で覆われ、暑い環境でも水分を逃がさないように防いでいる。ローズマリーは殺菌作用に優れていることから、昔からハーブを使ったシャンプーやヘアーとニックに精油は利用されているそうです。葉をこすればスッとした清涼感のある香りがします。

ここ数年使っているアロマディフーザー。
ミストからゆるゆるとしたアロマな香りと寝る前は光と音の効果も重なってリラックスができるのがこのディフーザーの特徴。
ラベンダー、ベルガモット、オレンジ、イランイランの精油をミックスして就寝前にお部屋に香りを流します。
お医者さんでも勧められたプラナロムの精油とサンレミドプロヴァンスにあるフローラムを使っています。




最近は朝の紅茶以外は自分でブレンドしたハーブティに友人が作っている美味しいプロヴァンス100%の蜂蜜で甘みを付けて飲むのが楽しみ。ハーブと蜂蜜ってすごく相性がいいですね。
プロヴァンスの休日




主人の叔父マーシャルおじさん邸でランチタイムをご一緒しました。
80歳近くになっても庭の手入れに余念がありません。
ジネットおばさんの手料理は本場のプロヴァンス料理が味わえるので,いつも楽しみ。
ソース作りもたっぷりとハーブが使われ、肉料理でもバター料理でも重たくないお料理に変わるから不思議。
ホタテは良質のバターでソテーしてからコニャックでフランベ。ニンニクやパセリもお焦げが出るほどのソテーが香ばしくて、サラダに入れたクルトンとマッチしてました。
お肉のソースも長時間煮込んだとろとろのソースは赤ワインや秘蔵のビネガーも入り、もう何も言葉がでないほどの美味しさ。プロヴァンスのおばあちゃんが作る地元の素材を引き出すお料理を堪能。付け合わせはトマトファルシーとアーティーチョークの詰め物もプロヴァンスの郷土料理です。

フランスの食事の長さには覚悟が居る,特にお年寄りと一緒になればなるほど、アペリティフにおつまみに、1時間、前菜にメインにフロマージュが何種類も出て来て、デザートまでたどり着くまでに4時間経過する。
でもなんて素敵な時間の使い方なんだろうか。大好きな人を招いて、お食事の準備を念入りにして、しゃれたテーブルセッティングまで、子供たちにはちゃんとプレゼントまで用意されていて、感動の連続。こんな人生の先輩と時間を共有し、ハートフルな思いにして頂いた一日でした。さすが、おもてなしってこう言うことなんでしょうね。


マーシャル邸のねこと犬ちゃん。