プロヴァンスからボンジュール

 

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母と子の神秘

息子

フランスは9月が入園・入学です。
もうっ、この4年間ほどの子育はゴールの見えない長距離マラソンのようで黙々と忍耐強く駆け抜け、ラストスパートの今年に入ってからの8ヶ月は全身全霊を込めていました。手のかかる息子は入園前日にやっと、おむつが取れました。2人揃って学校に行くようになり、私としては果てしなく続くように思っていた日常が見事にゴールに到達したような達成感が湧き上がりました。幼児期の子育がこんなに大変であることが想像も尽きませんでしたから。生活の中に規則正しいリズムができると、なんて暮らしやすいのだろうと実感しました。
相変わらず、夜中は息子に何回か起こされて寝不足だけれど、子供たちが学校へ行っている間の数時間が私にとって、今まで後回しになっていたことが徐々に集中して出来る喜びでいっぱいになっています。そうそう,こう言う気持ちで母親業をしたかったんですよね。現実はキーキー・ギャーギャーと叱ってしまい自己嫌悪に陥ることもしばしばありました。フランス人から言わせると、小さい時は小さい心配事だけど、成長して大きくなると大きな心配事があるのよ!って良く聞きます。でもまずは爽快な深呼吸です。

musuko

笑っても泣いても、ダダをこねても可愛くて仕方のない子供たちですが、私が患っていた病気を治してくれたのは
この息子、第2子のおかげだったのです。下垂体腺腫(脳腫瘍の1種)を15年間患っていた私は、当時、日本の東大病院で治療を受けていました。今の状況では子供も生むことは出来ません。『手術するか、放射線治療か、一生、薬を飲み続けるか』どれか選んで下さいと医者に選択を迫られ、手術をすることに決めました。ところがベットの空きが無くしばらく待つようになり、そうこうしている間に考えが変わり、以前から憧れていたフランスへ行く切っ掛けへとなったのです。フランスでも5件の医者にかかり、最後に出会ったマルセイユのティモンヌ病院の医者にこう言われました。当時、新たな薬ドスティネックス(パーキンソン病の薬の一つ)を週に1度、飲んで下さい。私は以前飲んでいた薬が吐き気や呼吸が苦しくなるような副作用があったので、心配だったのですがこのドスティネックスが体に合ったのでしょう。副作用を感じるようなことはありませんでした。
私の腫瘍は8mmになっていたのですが、先生は薬の効果でホルモンのバランスが良くなって,妊娠した場合は稀なことにその生命が頭の腫瘍を消すことがありますよ。しかしそれは”稀なこと”ですけどねと付けくわえて言われた。第一子が生まれたとき、治ったものだと信じ切っていたが8mmの腫瘍は消えていなかった。母乳を長期にあげたのも頭の腫瘍を刺激する結果となり、また薬の生活がはじまった。第2子のときは初乳のみで母乳を薬で抑え、医師と相談しながら完治を願って過ごした。治る可能性があるのなら絶対に治すという思いを強く抱き、息子誕生から8ヶ月後、2008年のMRI検査をした結果、腫瘍は消えていました。子供を授かることは無理ですと言われてから15年目、新しい生命が私に人間の内なる生命力の偉大さを体験させてくれたこと。病気を通して得た苦悩は、私の人生の豊かな栄養にかわりました。子供たちが生まれてからべったりと毎日過ごしていると、忘れてしまいがちな感謝のおもい、多少のハチャメチャでも逞しく愛情のある子に育ってほしい。生きていること自体が楽しいこと、ありがたいことを子供たちから訓練を受け教えられました。

musuko

腕相撲ではなく、動物のように戯れ合う兄弟はどちらかが泣くまで続く時もあるけれど。
しかし、基本は仲良し。












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Comment

2012.08.01 Wed 17:26  色々 思い出しました。

まだパソコン直してなく、ただ携帯をスマートフォンにしたので、なぁに教えてもらったブログ見てました。お花続いていて、しかも成功していて私も嬉しいです。作品も拝見しましたが、素晴らしい\(^^)/なぁの病気の事、ブログ見て知り、治って本当によかった。安心しました。遠い日本から影ながら応援してますよ。また日本来た時に会おうね。子供たちが大きくなっててビックリしました。サエコ

2011.10.06 Thu 19:26  ありがとうございます。

拍手コメントを残して下さったノエルさんへ。
心温まるコメントをありがとうございました。
とても嬉しいです。

2011.09.28 Wed 17:12  コメントをありがとうございます。

コメントを頂きまして、ありがとうございます。
一般的にいうと花の20代v-254実のなる30代ですが
40代は自他ともに大事に、年齢を重ねる度に、益々良くなるしかないですねぇv-19
エミリさんのご友人も本当によかったですね。健康が一番って言うことが身にしみました
 

2011.09.28 Wed 15:19  No title

東南アジアよりこんにちは。

実は学生時代の親友が全く同じ病気を患い、
そして彼女は第一子出産後に腫瘍が繊維化し、
第二子出産後には腫瘍が消え、
一生服用しなければならないお薬ともさよならできたんですよ。
なので読んでいてウルッときながら、鳥肌も立ちました。

強い精神力、ポジティブシンキングも影響するのかもしれない・・・
francebeauxjoursさんの素敵な笑顔が幸せに満ちている理由が
少しだけわかった気がします。ナマイキですが・・・
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  • emily
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南フランス在住。好きなこと、花を飾ったり、ハーブを使ってお料理、植物の香りと古道具がすき。エクスオリーブ協会会員、愛用のカメラNikonD300 2児のママン

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